50肩になりやすい人の特徴

50肩(五十肩)は、肩の筋肉や関節周囲の炎症や硬直によって、肩の動きが制限され痛みが生じる症状のことを指します。この症状は中高年に多くみられるため「五十肩」とも呼ばれますが、実際には30代、40代から発症することもあります。

整体師の視点から、50肩になりやすい人の特徴をいくつか挙げてみましょう。

  1. 年齢: 中高年の方は筋肉や靱帯が硬くなりやすく、筋肉の柔軟性も低下してくるため、五十肩のリスクが高まります。
  2. 同じ姿勢・動作の繰り返し: 例えば、デスクワークや長時間の運転、特定のスポーツや趣味を行う人は、同じ筋肉や関節を過度に使用することで筋肉の疲労や炎症を起こしやすくなります。
  3. 過去の肩の怪我: 以前に肩を怪我したことがある人は、再び肩の問題を発症しやすい傾向があります。
  4. 筋力の低下: 筋力が低下すると、関節を正しくサポートすることが難しくなり、五十肩のリスクが高まります。
  5. 姿勢の悪さ: 頭を前に傾けた猫背のような悪い姿勢は、肩や首周りの筋肉に余計な負担をかけるため、五十肩の原因となりやすい。
  6. ストレス: ストレスが多いと筋肉が緊張し、その結果として筋肉の硬直や炎症が起こりやすくなります。
  7. 糖尿病: 糖尿病患者は、五十肩を発症するリスクが高まると言われています。

整体師や他の治療家は、五十肩の予防や早期発見のために、日常の生活習慣の見直しや適切なストレッチ、筋力トレーニングの指導を行うことが重要です。

整体院わかば