変形性膝関節症でしてはいけないこと

変形性膝関節症は、膝関節の軟骨が摩耗や変形を起こす疾患で、症状や程度によっては日常生活に大きな制限が生じることがあります。整体師目線から、変形性膝関節症の患者さんが避けるべきことを以下に挙げます。

  1. 過度な運動:特にジョギング、スクワット、ジャンプなど、膝に負担をかける運動は避けた方がよいです。しかし、適切な運動や筋トレは関節の安定や筋力の維持に役立つので、専門家と相談しながら行うことが重要です。
  2. 重いものを持ち上げる:膝に余計な負荷をかける行為は避けるべきです。特に片方の膝だけに負荷をかけるような動作は危険です。
  3. 急な動作や方向転換:膝の安定性が低下している場合、急な動きは膝を傷つけるリスクがあります。
  4. 長時間の立ち仕事や座りっぱなし:膝に過度なストレスをかけることがあります。適度に休憩を取り、動き回ることで血行を良くしましょう。
  5. ハイヒールや不適切な靴の着用:膝への負担を増加させる可能性があります。適切なクッション性のある靴を選ぶことが重要です。
  6. 過度なマッサージや無理な関節の動かし方:強すぎるマッサージや関節を無理に動かすと、関節や軟骨にダメージを与える可能性があります。
  7. 太りすぎ:体重が増加すると膝への負担も増加します。適切な体重を維持することが膝の健康にとって重要です。

変形性膝関節症の進行や症状の悪化を避けるためには、日常生活での注意や適切なリハビリテーションが必要です。症状が気になる場合や不安がある場合は、整体師だけでなく、リハビリテーション医や整形外科医に相談することをおすすめします。

整体院わかば